結婚当時は賃貸のマンション、アパートなどに住んでいたけれど、子供ができて将来部屋が手狭になってきそう、そんな話をよく聞きます。また、そうなってくると住まいの変更、引越しを考えるわけですが、いざ住まいを変えるとなっても、同じように賃貸のマンションにするのか、それとも分譲マンション、さらには一戸建てと、選択肢は多くあります。そういった数ある選択肢の中でも、やはり一戸建てというのは、人によっては、先々は住みたい夢の住まいである方もいらっしゃるでしょう。では、具体的には一戸建てにはどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

分譲マンションと比べてメリットはあるのでしょうか。結論から言えば、一戸建てにはマンションにはない魅力、分かりやすいメリットがあります。まず第一に、購入した土地、建物は自分の所有物、つまり資産になるということです。マンションでも分譲であるならば部屋の専有部分と土地の持分は自分のものになりますが、特に土地については自分の都合で自由に使えるわけではありません。

建物の価値が年を経てなくなったとしても、土地の価値はそのままです。また、古くなったらリフォーム、建て替えも自分たちの判断でできます。マンションの場合は内装を除いて所有者の全員の同意が必要で、そこで揉めることも多々あります。ただし、これらメリットは一方でデメリットにもなります。

自分たちの判断でできる、ということは裏を返せば自分たちで計画をして実行をしなければならないということです。そこを面倒だと思わなければ、一戸建てには十分なメリットがあると言えるでしょう。